コミュニケーションが円滑になる!類人猿診断のススメ
こんにちは。ハリ子です。
人間関係においてコミュニケーションって大事ですよね。でも、全ての人と上手くコミュニケーションを取ることはそう簡単ではありません。
今回紹介する類人猿診断は、自分のことはもちろん他人のことを知る上でとても便利なツールです。自分や相手のことを知ることは、コミュニケーションの第一歩です。
簡易診断なら一瞬で自分のタイプが分かるので、是非やってみてください。
類人猿診断とは?
類人猿分類について、分かりやく説明している文章がこちら。
この分類を診断するのが類人猿診断です。
大型類人猿と人間は共通の祖先を持っており、そのDNAは98%前後一致していると言われています。しかし、オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボの4つの大型類人猿たちの性格や行動傾向は全く異なっており、それらは互いに交流することなく、それぞれまったく違った社会を営み、生活しています。
それに対して人間は、異なる性格の者同士が一つの「社会」と言う名の森の中で、共に過ごしています。思考や志向、行動がまったく違う者同士が一つの社会を営むことによって様々な問題が生じる。それが人間の社会であり、組織の特徴と言えるでしょう。
「類人猿分類」は、4種の大型類人猿の行動傾向の違いを基に作られた、実践的な性格分類です。
開店30分前から行列ができ、15期連続で売上増加し続けているスーパー「エブリイ」の人材育成術として話題になり、「とくダネ!」や「ガイアの夜明け」で特集されました。
実際に診断してみよう
診断方法はとても簡単。直感で答えるだけ。
診断結果は、こちら。
本はこちら。
Aの人→オラウータン
「職人気質のこだわり屋」
キーワードは、納得。
その他には、一匹狼・他人との距離感・感情を表に出さない・マイペース・自分の世界が大事・内に秘めた情熱、といった特徴があるようです。
とことん納得いくまで自分の世界を突き詰めたいオランウータン。
どうやら動物園にいる本物のオランウータンもそうした傾向があるようです。
ちなみに私は、オランウータンでした。
言われてみれば、幼少期から今まで自分が納得できないことはどうしてもやりたくなかったし、群れることや他人と足並みを揃えることは得意じゃない。
どちらかというと集団でいるよりも一人で黙々と作業をしているようなタイプでした。
ちなみに、オランウータンタイプは、ブロガーやYoutuberに向いている気がします。自分のサイトやチャンネルで自分の世界観を徹底し、かつPV数や再生回数など成果としての数字を追い求めるからです。
オランウータンタイプの人は、こだわりが強く頑固な一面がある一方で非常に客観的で分析的な視点を持っているため、組織に新たな気づきをもたらしてくれることでしょう。
Bの人→ゴリラ
「平和主義の安定志向」
キーワードは、調和。
その他には生真面目、仲間思い、臆病、ルーティン、物静か、敬意、年功序列といった特徴があります。
生真面目で優しい、まるで「彼氏にはしたくないけど結婚はしたい男」の典型例のようなゴリラさん。
融通がきかず堅苦しいイメージを抱きがちですが、ゴリラタイプがいるからこそ組織の調和が保たれ、ルールが生きてくると言えます。
組織が組織として成立していくために必要不可欠なタイプです。
Cの人→チンパンジー
「勝ち負け重視の積極派」
キーワードは、勝利。
その他には、積極的・高い行動力・競争心・合理的・素早い決断・リーダーシップ・上昇志向といった特徴があります。
「海賊王に、おれはなる!」という言葉がキャッチフレーズの某有名漫画の主人公も、きっとチンパンジータイプでしょう。
チンパンジーさんの積極性に引っ張られる組織も少なくないはず。
チンパンジーだらけだとそれはそれで問題になるような気もしますが、一定数は必要なタイプでしょう。
Dの人→ボノボ
「空気が読める話好き」
キーワードは、共感。
その他には感情表現が豊か、他人に共感できる、論理よりも気持ち、依存心といった特徴があります。
何か相談したら、「うんうん、そうだよね〜」と親身になって相談に乗ってくれそうなのがこのボノボさん。
オランウータンの自分からすると、論理よりも気持ちを重視することや自分が感じた以上にリアクションを取れることが理解し難くもありますが、実際ボノボの友人は明るくておしゃべりな子が多く、一緒にいて楽しいです。
それから、個人的にボノボタイプの子は自らが共感するだけでなく、共感を集めることも上手いなと思います。
SNSで一番「いいね」を集められるのは案外ボノボかもしれません。
タイプは一つじゃなくてもいい。変わってもいい。
もちろん、「自分はチンパンジーだけどボノボの要素もあるな…」というケースも大いにあると思います。
私は、自分はどちらかというとチンパンジー寄りのオランウータンだと思っています。競争は望んではやりたくないけれど、どうせ競争するなら勝ちたいと思うタイプです。
性格の要素は、先天的なものもあれば後天的なものもあります。
例えば、それまでとてもおとなしかった人が何かのきっかけで急にお喋りになることもあり得ます。
自らの類人猿タイプが年齢を重ねたり、環境が変化したりすることで変わる可能性は大いにあります。
大事なことは、自分にどのタイプのどんな要素があるか知ることだと思います。
類人猿診断はどのような効果をもたらす?
コミュニケーションが取りやすくなる
本には、各タイプへの効果的な声かけ方法や、かけない方が良い言葉が紹介されていました。
(例)頑張れ!
- オラウータン→社交辞令と受け止め、さほど気にしない。効果はプラマイ0。
- チンパンジー→期待されていると感じ、頑張る。プラス効果。
- ゴリラ→自分が期待通りにできていないのかと感じ、困る 。マイナス効果。
- ボノボ→声をかけてもらえることが嬉しい。プラス効果。
このように、声かけ一つとってもタイプによって受け止め方が全然違うことが分かります。それを知った上で、どのように声をかければ各タイプに最も効果的か、考えやすくなります。
タスクの割り振りがしやすくなる
タイプによって得意な仕事の分野が異なります。
- 自分が納得いくまで物事を考え続けるオランウータンは、分析の仕事が得意かもしれない。
- ガツガツと積極的なチンパンジーは営業の仕事を任せたら数字が取れそうだ。
- 几帳面なゴリラには大事な書類の管理を任せよう
- 世話焼きなボノボに後輩のフォローを任せよう
など、どんな仕事が向いていてどんな仕事を任せたらモチベーションが上がりそうか判断する一つの基準になります。
ただし、あまり類人猿のことだけを考えすぎてステレオタイプ的に仕事を押し付けるのはやめた方が良いと思いますが。
結論
類人猿診断やってみて、損はない!
会社や学校、サークル、家庭、ボランティア…あらゆる組織には、様々なタイプの人間がいます。
自分が話の合って一緒にいて楽しい人よりも、むしろ自分が苦手な人とコミュニケーションを取る際に類人猿診断の考え方が活かせるのではないかと思います。
本もオススメです!
それでは。