海外旅行に行くなら気を付けたい!ハプニングあるある
海外旅行には、ハプニングがつきもの。
旅行会社で働いていると、多くのお客様が様々なハプニングに遭遇する様子を目にします。
今回は、海外旅行に行くなら気をつけたい、あるあるのハプニングを紹介します。
<出発前>
パスポート関連のトラブル
パスポート関連のトラブルは本当に多いです!
海外において唯一にして絶対の身分証明であり、海外旅行に行く上で最も大切とも言える持ち物が、パスポート。
パスポートもただ持っていればいいだけではありません。
海外に行くなら絶対に確認して欲しいのが、残存期間。
出国時に期限が切れていなければ大丈夫と、思っていませんか?
国によってはパスポートの残存期間が6ヶ月以上ないと入国ができないことがあるんです!
*中国、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、ラオス、カンボジア、インドなど
旅行会社でも、パスポートの残存期間が足りているかどうかは最優先で確認します。
海外に行く際は、自分の行く国の残存期間がどれだけ必要か一度調べてみてくださいね。残存期間がギリギリの場合は、是非パスポートを更新してください。
海外は言い訳や人情が通じないことが大半です。
トラブルのリスクは少しでも回避しておきましょう。
忘れ物に関するトラブル
意外と多いのが、忘れ物をした!!と言う連絡。
パスポートを忘れる人は流石にあまりいないのですが、過去には新しいパスポートを取得したのに間違えて古いパスポートを持ってきてしまい、旅行直前にキャンセルになった事例もありました。
今の時代、大半の物は海外でも買うことはできますが、日本に当たり前にあるものが海外では意外と売っていなかったりすることもあります。(逆もまた然りで、海外で普通に売っているものが日本ではあまり売っていないこともあるんですけどね💧)
折角の海外旅行、忘れ物をしてしまって不便な思いをしたり、ないからといってわざわざお店に行って探す時間も勿体無いので、なるべく忘れ物はしないようにしましょう!
ビザ・電子ビザに関するトラブル
普通に観光に行くだけならビザは必要ない…そう思ってはいませんか??
アメリカ(ハワイ含む):ESTA(電子渡航認証システム)
オーストラリア:ETAS
ニュージーランド:ETA(2019年10月より取得必須に)
などなど、日本人にメジャーな行き先でもビザ取得の必要な国はあるんです!
特にESTAは、アメリカ本土だけでなくハワイに行く際にも取得が必須になるので一番身近かもしれないですね。
中には、乗り継ぎで入る国であってもトランジットビザの取得が必要な場合があるので、注意が必要です。
<出発後>
飛行機に関するトラブル
飛行機に乗り遅れた!飛行機が遅延して乗り継ぎが間に合わない!などは、本当によくある話です。
つい最近でも、イタリアにて飛行機の発つ時間を勘違いしており、チェックインまでしたのに飛行機が出発してしまったというお客様のケースがありました。
パックで予約しており、乗り継ぎ便で向かっている際に飛行機が遅延して乗り遅れた、などと言うケースは補償がおりる可能性は高いですが、自己都合での乗り遅れはほぼ補償はないと思った方が良いです。(もちろん航空会社によって異なりますが)
スケジュールには余裕を持って行動しましょう!
盗難に関するトラブル
飛行機と同じくらいトラブルが多いのが、盗難。
ヨーロッパなどでも地域によっては盗難が多い地域もあります。
私がバルセロナにて盗難に遭いかけた話はこちら。↓
日本にいるとなかなか盗難に対する意識が薄れがちになるので、日本人観光客は狙われやすいです。
何かあった時の為にも、海外旅行保険には加入しておきましょう!
最後に
今回書いたハプニングは、旅行会社スタッフとして数多くの旅行に関わる中でも本当に多い、あるあるのトラブルです。
自分が少し気をつけるだけで回避できることも多いので、こんなトラブルがあるんだということを念頭に入れつつ、海外旅行を楽しんでくださいね。
それでは。