ハリネズミのハリ子

20代会社員女子。日々感じたこと吐き出します。

結婚=おめでとう、独身=可哀想なのか?

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こんにちは。ハリ子です。

先日、面白いnoteを友人に紹介してもらいました。

note.mu

 

”幸せだって言ってんだから、みんな私を祝えバカ”

このタイトル。この文章。

人を惹きつける圧倒的なパワー。

決して浅くはない内容なのに、すっと心に入ってきて読みやすい。

初心者とはいえ同じ文章を書く身として、こんな文書を書けるようになりたい。

まだ私の周りは結婚している人の方が少数派で、焦っている人もそこまで多くはない年代ですが、佐々木ののかさんの文章は心に刺さりまくり、共感してしまいました。

今回はこのnoteを読んで考えたこと、本当に結婚=おめでとう、独身=可哀想なのか?というテーマについて書いていこうと思います。

 

「早く幸せになれるといいね」って何様ですか?

 

noteの中にこんな一節があります。

「早く幸せになれるといいね」

聞き飽きてヘドが出そうだ。表面を舐める距離感で話す相手はだいたい、結婚することや、恋人がいることを幸せだと思っている。あるいは私の生活には賞味期限があって、いつか“卒業”していくものだと思っている。

 

「早く幸せになれるといいね」という言い方は、私も好きではないし、今後も言われたくない。

まるで今は幸せでないと勝手に決めつけられているようで、「あなたに私の何が分かるの?」と言いたくなる。

しかも、大抵そういう風に言う人ほど、私のこと分かってない。

結婚=幸せなんですか、結婚ってそんなにシンプルで簡単なことなんですか、と逆に聞きたくなる。

最近はセックスレスや不倫、不妊治療を題材にした漫画も多く、結婚を一度も経験していない私でも結婚生活は大変なんだろうなと容易に想像ができるというのに。

 

セックスレスを題材にした漫画

本当にあった実話で、著者のポレポレ美さんの体験が赤裸々に綴られています。読み進めるとポレ美さんについ感情移入してしまい、旦那の山木さんに文句を言ってやりたくなります(笑)

 

不倫を題材にした漫画

 波瑠と東出昌大主演でドラマ化もされていましたね。

東出昌大が演じていた涼太(主人公の旦那で、妻の不倫に気付きつつも気付かないふりをして妻を愛し続ける男)がなんとも薄気味悪く、不倫って絶対バレるよなあと思ってしまいます。

 

結婚ってそんなに簡単なことじゃないよね?

人と交際する難しさ

私は結婚はしたことはありませんが、人並みに彼氏とお付き合いをした経験はあります。

お付き合いでも人と交際をすることの難しさは日々感じています。

お互い人間なんだから感情の起伏はあるし、浮き沈みもある。

忙しくてなかなかコミュニケーションが取れない時もある。

そんな中でラブラブな状態をずっと続けていくのは本当に難しい。ほとんど不可能に近いのではないかと思う時もあります。

お付き合い、の段階では気持ちが変われば別れればいいのでまだ楽ですが、結婚をして子供がいたりすると、そう簡単に離れるわけにはいかない。

本当は別れたいけど、面倒だから惰性で共に暮らす夫婦も多いのでしょう。

人とちゃんと向き合うって本当に大変だし、労力がいる。

よく「旦那(嫁)は空気のような存在」と表現する声を聞くけれど、空気だと思わないとやってられないということは、それだけ例え結婚した相手であっても、一人の人としてちゃんと向き合うことは難しいということなのだろうと思うのです。

 

結婚には責任が生じる

仕事で例えるなら、付き合う→バイト、結婚→正社員くらいの違いはあるのではないでしょうか。

付き合っている時はそれなりにお互い責任は持つものの、関係はいつ始まってもいいし終わってもいい。法的な手続きはしなくて良いし、なんなら口約束一つでも関係を終わらせることができる。

結婚となればそうはいかない。法的な措置が関わってくるし、お互いがお互いの人生により大きな責任を持つようになる。例え別れたとしても自分には痕は残る。

責任が増えればより大変になるのは当たり前のこと。

自分のことだけを考えていれば良い独身時代よりも大変になることは容易に想像ができます。

 

つい言ってしまう「結婚おめでとう」の言葉

私と同い年で10以上も年上の人と先日結婚した友人が、結婚が決まった後に

「プロポーズされたし彼のことは好きだから結婚するけど、本当にこれでよかったのかわからない…」と不安を漏らしていました。

確かに、まだ20代前半。仕事もまだ全然できないし、生活に余裕もないし、3年後何してるか分からない。私だったらまだまだ結婚する覚悟はできないなと思ってしまった。

でも、私は「結婚おめでとう」と言った。

身内に不幸があった時にはご愁傷様です、大学に合格したらおめでとうと言うのと同じように、結婚にはおめでとうと言う枕詞が自動でついている。

おかしいのではと思っても、つい結婚にはおめでとうと言ってしまう。

結婚は問答無用で祝われるのに、結婚しないでパートナーとして生きる選択をする人、同性が好きで結婚したくてもできない人は祝われることはないのか。

もしかしたら結婚する人よりも幸せに人生生きているかもしれないのに。

 

最後に

つらつらと自分の思ったことを書いていたら全然まとまりのない文章になってしまいました。。

私は何も結婚は必ずしも幸せになるわけではないから祝うべきではない!と言いたいわけではありません。

結婚は祝われるのに、結婚をしない選択肢を選んだ人が蔑まれ、哀れまれることがおかしいと思います。

独身だろうが結婚してようが自分が幸せならそれでいいのに。

なんで結婚はとやかく言ってくる人が多いんでしょうか?

結婚という制度に縛られることのない社会になればいいのになあと思ったのでした。

それでは。