ハリネズミのハリ子

20代会社員女子。日々感じたこと吐き出します。

【株式投資】初心者が1年間で26万円損して学んだこと

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こんにちは。ハリ子です。

今日は、株式投資のお話です。

私は2018年の4月18日に初めて株取引をし、その日から今日で約1年と2ヶ月になります。損益は今日までで−26万円。 

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株式投資に関しては様々な情報で溢れていますよね。

数ヶ月で数百万儲けた私のやり方!とか、株で一億円、とか、そのような類の本やネットの記事で溢れています。

 

でも、株式投資で稼ぎ続けられる人はそう多くはありません。

資産額が一億円に達した人を「億り人」と呼んだりもしますが、一時的には稼げたとしても、稼ぎ続けて資産を形成している人は極めて少ないのではないでしょうか。

最近はTwitterで多くのブロガーさんをフォローしていることもあり、ブログは3ヶ月以内で辞めていく人が大多数という話をよく目にしますが、株式投資も同じで、多くの初心者が稼ごうと試みては数ヶ月のうちに稼げなくて辞めていくのではないかと思います。

そのため、初心者の情報は、あまり目にすることはありません。

だからこそ今回私がこれまでの経験を赤裸々に書いてみようと思ったのです。

前置きが長くなってしまいましたが、今日は私が株式投資を初めた経緯、1年間株式投資をやってみて26万円損したこと、そして株式投資で損をして学んだことについて書いていこうと思います。

 

株式投資を始める前:株式投資サークルに参加

流石に何も知識もないまま株式投資に手を出そうとするほど度胸はなかったので、サークルに参加し株式投資について学ぶことにしました。

私の場合は大学に株式投資サークルがあったのでそのサークルに入り、週に一度ほど、自称株で稼いでいる男に教えてもらい株式投資を学びました。

(半年間学んだのち、みんなでお金を出し合って投資をやってみようと言われたので、胡散臭くなって退会しました)

自称株で稼いでいる男が本当に株で稼いでいたのかは今でも疑問ですが、セミナーの内容は意外としっかりしていて、株式投資の基本的な知識は無料で教わることができたので参加して良かったと思います。

とはいえ、大学生で自分で自由に使えるお金もあまりない状態で、株式投資に手を出す勇気がなかったので、いつかは株で稼いでやるんだという野望を胸に秘めつつも(笑)、株式投資には一年以上手を出すことなくそのまま時が流れていきました。

 

株式投資を本格的に始めたきっかけ:彼氏との喧嘩

株式投資を忘れていたわけではなかったのですが、ズルズルいつか始めようと思ってやっていなかった(行動しない人の典型例ですね笑)私ですが、転機が訪れました。

当時お付き合いしていた彼氏に、親に頼りすぎだから自分で稼ぐ術を身につけるべきだと怒られたのです。

自分で言うのもなんですが、私は恵まれていたと思います。

小さな頃からやりたいと思ったことは基本なんでもやらせてもらっていたし、働いてはいたものの実家暮らしで、自分で出す分は最低限のお金で生活することができました。

彼氏にとってはそんな私の状況が目に余ったんでしょう。

両親におんぶに抱っこで暮らしていることを責められて険悪な雰囲気になり、じゃあ株でお金を稼ぐ!!と宣言したのです。

 

株を始める時に決めたルール

株を始める際、自分でこんなルールを決めました。

  • 株は余剰資金でやる →日常生活で使うお金とは口座を分けて管理

このルールは今も守っています。

 

株を始めてみた:最初の2ヶ月

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最初の2ヶ月ほどは、慎重に少額の取引をしていました。

そのため利益額も数百円〜1000円程度。

とはいえ、短時間でお金が増えることに感動しました。(とはいえ減るのもまた事実ですが、そのことには目を瞑っていた)

これまでは労働の対価としての報酬しか受け取って来なかったので、こんな風にお金を稼ぐやり方もあるんだな、となんだか新しい世界に足を踏み入れた気分でした。

 

危険な道への第一歩:新興株に興味を持ちはじめる

株を初めて数ヶ月経ってくると、欲が出てきて利益の幅を大きくしたいなあと思い始めました。

とはいえ自分の投資金額はそうそう増えないので、私は値動きの激しい新興株に目をつけました。IPOの人気な銘柄は抽選にまず当たらないだろうと思っていたので、上場してすぐの値動きが激しい新興株なら、ドーンと上がった時に一気に利益を膨らますことができるのではないかと考えたのです。

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今から考えれば、これが間違いの第一歩でした。

上手くいけば+数万円の利益が数日で出る。

でも、その分失敗した時の金額も格段に大きくなりました。

特に私は運用できる金額が決まっていたので、今自分が持っている銘柄よりも魅力的な銘柄を見つけても自分が持っている分を売らないと新たに株を買うことができませんでした。

そのため、多少損をしていてもすぐに売って別の銘柄を買っていきました。

そんなことをしているうちに、じわじわ負債が膨らんでいきました。

 

好調だった2018年9月末〜10月上旬

このやり方でも9月末〜10月上旬は好調で、利益を出すことができました。(とは言っても、そもそもの投資額が少ないので10万程度ですが)

日経平均が24000円代まで上がっていたので、株を持っていれば上がったのです。

 

悲劇の2018年12月

ところが、そんな美味しい局面は長くは続きません。

12月〜1月にかけて日経平均はだだ下がり。20000円を割り込みました。

持っていた株も価格が急降下。

初心者向けのセミナーや本を読んでいて「損切り」が大事だと学んでいたので、これ以上損をしたら大変だと身を切る思いで損切りをしました。

この時-30万円程度。

私にはきっと株の才能がないんだ…そう思いました。

取引をしてもまた負けるのではないかと思うようになり、株の取引がだんだん億劫になりました。

 

株取引お休み期間:1〜2月

失敗が続いたことで株へのやる気を完全に失い、株の取引をお休みしていました。

 

転機: 株で稼いでいる友達の話を聞く

3月、友達とひょんな話から株の話になり、彼が株で稼いでいることを知りました。

彼と話していなかったら、私はもう二度と株に手を出すことはなかったかもしれません。

話を聞いているうちに、忘れかけていた株への情熱が呼び起こされたのです。

 

今も細々と株で取引は続けています。

少しずつですが利益も出るようになっています。値動きのそこまで激しくない比較的安定した大型株を選んで、焦らずにじっくりと、利益が出なければ出るまで待つようになりました。

株で生活していくわけではないので、ちょっとした贅沢ができる資金が手に入るといいなあくらいのノリでゆるくやっています。

 

私の失敗の原因

・初心者のくせに値動きの激しい銘柄に手を出した

初心者のくせに、値動きが激しく動きを読むのが難しい新興株に手を出してしまいました。

値動きが早い銘柄は、プロの投資家の方も同じ土俵で一分一秒を争って取引をするような世界です。少し目を話すだけで局面が大きく変わっていた、なんてこともあります。

リスクが大きい分リターンも大きいですが、株取引に慣れていない初心者にはオススメできません。

 

・株の本を少し読んでわかった気になっていた

株に関する本って本当に沢山出ているんですよね。数冊株に関する本を読んで、分かった気になっていました。

本で学ぶことは学ばないよりは100倍ましですが、本で学んだからといって成功する訳ではありません。

こんなに勉強したのだから成功するはずだ!と思って勝負に出るのは、本当にやめておいた方がいいです(経験者は語る。)自分の勝ちパターンを見つけるまでは、我慢して大人しく無難に取引をしましょう。

 

この本は初心者にも分かりやすく、楽しく取引ができるようなノウハウが詰まっているので、オススメです。

 

・沢山の銘柄に手を出した

様々なツールを使ってより利益の出そうな銘柄を探し、少しでも良さそうな銘柄があれば買いに走っていました。

多くの銘柄は管理をするのも大変で、だんだん混乱するようになりました。

株は、一つの銘柄の取引だけでも利益を出すことは可能です。どんな銘柄でも株価は上下するからです。

今は少数の銘柄に絞って取引をしていますが、少数にした方が一つ一つの銘柄をじっくり研究することができ、取引の正確性も上がってきているように思います。

こんな本が出ているくらいです↓

 

・焦って早々に損切りをした

損切りは株取引において大事なことです。損切りをしないと無限に負債が膨らんでいきます。しかし、焦って損切りをするのは良くないです。

株式投資をする上で、焦りは本当に禁物だと痛感しました。焦りは正常な判断力を鈍らせます。焦って損切りをする初心者など、プロの投資家の格好のカモです。

焦って損切りを続けていても利益が出ることはありません。実際、私も損切りをせずにもう少し待っていれば株価は回復したなあ、と思うことも何度もあります。(結果論でしかないですが)

自分に不利な局面になっても焦らず冷静に状況を読んで、その上で本当に損切りが必要であれば損切りをすればいいと思います。

 

まとめ

株で1年取引して学んだこと

  • 初心者は値動きの激しい銘柄には手を出すな
  • 自分の勝ちパターンを見つけるまでは安全な取引を
  • 多くの銘柄に手を出すよりもいくつか銘柄を絞って研究する方が賢明
  • 焦りは禁物!!焦って取引してもカモになるだけ


いかがでしたでしょうか。
私と同じ失敗はしないようにお気をつけくださいね。

それでは。