旅行会社に入るにはどんな力が必要?どんな力が身につく?
こんにちは、ハリ子です。今日は、またまた旅行業界のお話です。
旅行会社に入るには何が必要?
コミュニケーション能力
これ、一番大事かもしれません。旅行会社はサービス業。
入社してから接客に関わる人が圧倒的に多いです。
新人はとにかく上司から「明るく、元気に」と口を酸っぱくして言われます。
楽しみな旅行の手配を、暗い人にされるとなんだか盛り下がりませんか?
お客様と接して旅行を楽しんでもらう後押しをする仕事なので、コミュニケーション能力の高さは本当に重要です。
むしろ、自分は何も持っていないと考えていても「コミュ力の高さなら誰にも負けません!!」と言ってそれを表すエピソードを話せばそれだけで選考通るんじゃない?なんて思ったりもします。笑
旅行経験
必須ではありませんが、旅行に多く行ったことのある人はそうでない人よりも圧倒的に有利であることは確かです。
もちろん、中にはあまり旅行に行かなかったという人もいるので、全員が全員旅行経験が豊富という訳ではありませんが。
やはり、ガイドブックやネットで知ることの出来る情報よりも、実際に現地に行って見たこと・聞いたこと・感じたことはリアルで生々しく、価値が高いのです。
予約だけするならネットで簡単に出来る時代です。
わざわざ旅行代理店に頼んで、お店に足を運んでまで旅行を予約しに来てくれる人に与えられる付加価値の1つがこのスタッフ自らの体験だと思っています。
旅行が好きという気持ち
旅行経験の大切さについて触れましたが、旅行経験が乏しくても旅行が好きという気持ちがあればやっていくことは出来ると思います。
旅行が好きという気持ちがないと正直、辛いです。とはいえ、旅行会社に旅行が嫌いな人はなかなか入ってこないとは思いますが。笑
- 旅行のパンフレットやガイドブックを手に取って眺めるだけでワクワクする
- 旅行に行くことを想像すると、妄想が広がってやりたいことや食べたいものなどが無限に出てくる
- 自分で旅行のプランや企画を立てるのが好き
こんな人には、旅行会社オススメです!
旅行会社に入ったらどんな力がつく?
では、旅行会社に入ったらどんな力つくのでしょうか。
臨機応変に対応する力
旅行には、ハプニングがつきものです。
手荷物がなくなった、盗難にあった、飛行機が遅延した、フライトが欠航した…etc
お客さんの状況によって旅行会社側が出来るアクションも変わって来ます。
その場その場でどのように動くのが適切か考え対応していくことで、どんな状況でも臨機応変に対応出来る力は身につくと思います。
ホスピタリティの精神
サービス業あるあるだと思うのですが、「お客さんに喜んでもらえる瞬間が一番嬉しい」と考えている人が多いです。
そもそもサービス業って、相手がいないと成り立たない職種ですしね。
どうやったらお客さんに喜んでもらえるか、満足度を上げるにはどうすれば良いか、日々考えて行動することでホスピタリティの精神が身につきます。
コンサルティング力
これは主に、カウンターセールスの職種ですね。(コールセンターや法人事業など他の事業は経験していないのでよくわかりません)
マーケティング用語でいう、ニーズとウォンツの考え方です。
お客さんの要望(ウォンツ)を聞いて、そこを掘り下げていってニーズを的確に把握し、ニーズに見合った商品を提案していくのがカウンターセールスの本来の業務です。
お客さんの本当の目的は何か。
「モルディブに行きたい」(ウォンツ)と言っているお客さんの目的(ニーズ)は本当にモルディブに行くことなのか。モルディブでないと希望は実現できないのか。他の国のビーチならダメなのか、それはなぜか。
よりお客さんのニーズに合致した、旅行商品を選定・提案していくことでコンサルティング能力が高まっていくのではないかと思います。
いかがでしたか。
旅行会社でも身につくスキルは沢山あります。
それが自分の希望と合うなら、旅行会社に入る価値は大いにあると思います。
それでは。