ハリネズミのハリ子

20代会社員女子。日々感じたこと吐き出します。

私立トップ大学卒業でも就活に失敗した話

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こんにちは。

今日は、私の就活の失敗談について書こうと思います。

 

 

はじめに

 

私のスペック

私立 W大学 経済系の学部

資格:TOEIC 920点、英検1級

留学経験あり

インターン経験あり(ITベンチャー系の企業2社でどちらも半年弱ほど勤務)

ボランティア経験あり

アルバイト(主に飲食店のホール)

ビジネスコンテスト(しょぼいやつ)優勝経験あり

 

とまあ、こんな感じに書くとなんだかいい感じそうな経歴です。

実際、ESではほとんど落とされることはなかったです。

 ではなぜ私は就活に失敗したのか、これから書いていこうと思います。

 

私の就活スケジュール

3年3月:学内の説明会に参加しつつ志望企業のESを書く

4年4月〜5月:面接進み始めるが玉砕が続く

4年6月:今の旅行会社に内定もらい、一旦就活終了

4年2月:血迷って大学院を受験するも玉砕

4月:内定もらった会社に就職

 

なんだか「玉砕」という言葉が今更グサグサ刺さります笑

一言で言うと、とにかく散々でした。

就活が嫌すぎて、リクルートスーツをしばらく見たくもなかったです。

 

受けていた企業

IT系の企業+大手旅行代理店が主な志望企業でした。

◯クルート、◯フー、◯天、◯ena、◯INEなど

 

志望動機

IT業界

IT系の会社でインターンをしており少しはITの分野での知見があったこと、パソコンを触るのが好きだったことが大きかったです。

ITの世界は日々目まぐるしく変化しており、どんどん新たなことにチャレンジ出来る可能性が高いとも考えました。

一方で、ITの分野で自分が何をやりたいのかまでは明確に決まっていませんでした。

 

旅行業界

純粋に、今までの自分の経験が一番生きる業界だろうなと考えたからです。

20カ国以上訪れた旅行先での経験は、面接でももちろん聞かれました。

旅行経験を買われて今の会社に入社することができたのだろうと思っています。

 

結果

上記に挙げたIT企業からは全戦全敗でした!!!(かろうじてESだけは全て通過しました、一次面接は突破した企業もいくつかあります)

 

なぜ、私は面接を通過することができなかったのか。敗因を以下にまとめました。

 

敗因 

 

動き出すのが遅かった

私が就活に本腰を入れ始めたのは3年生の3月。

3年生の1月まで留学に行っていたことを言い訳にして、就活に早期から取り組んでいませんでした。

本腰を入れ始めた時には外資系など特に、既に選考終盤の企業が多かったです。

もう既に内定を貰っている同期がいる中、1から就活を始めるのは相当なハンデです。

実際私は、「どの企業から内定を貰っていますか」という質問の返答に対して人事に良い顔をされた記憶がありません。

ここで1つ有名企業の名前を出すことができれば、人事も『おお、こいつはA会社が認めた人材なのか…!』と評価を見直すことがあったかもしれません。

就活の前倒し化が問題視されている面もありますが、早く動くに越したことはないでしょう。

 

「学生時代に力を入れたこと」のエピソードが弱かった

いわゆるガクチカというやつですね。

就活の面接の定番中の定番の質問です。

私は、所属していたサークルを2年生の時に辞め、それからインターンをやってみたりボランティアに参加してみたり、スタディツアーに参加してみたり、色んな国に旅行してみたりと、色々な活動に手を出していました。

しかし、様々な活動に手を出す分、1つ1つの濃度が薄くなってしまったのです。

中には挑戦してみたけれど中途半端な状態のまま自分が抜けてしまった活動もあり、「1つのことをやりきって成果を出した」と胸を張って言えるものが無かったです。

手当たり次第に様々なことに挑戦するよりも、1つ何か取り組み続けているものがあり、その活動を軸にそれ以外にも様々な活動に取り組むなどした方が賢いと思います。

 

 明確な「就活の軸」がなかった

面接の際、「あなたの就活活動の軸は何ですか」とよく聞かれます。

この質問の意図は学生の企業選びのポイントと、そのポイントに企業が当てはまっているか確認することです。

私が就活をした中で圧倒的に強いと思う就活の軸のポイントは、以下の3つです。

  • 分かりやすく明快
  • 自分のこれまでの経験を踏まえている
  • 独自性がある(どんな会社にも当てはまりうるようなことではない)

私は、これが自分で分かっていても、なかなかしっくりくる「就活の軸」を見つけることができませんでした。

結果として、毎回面接の時には微妙に違う回答をしていました。

そんな隙を人事が見逃すはずもなく…。突っ込まれて、上手く答えきれずにそのまま面接終了なんてこともありました。

就活の軸を考えることは就職活動の原点とも言えるので、本当にしっかり考えた方が良いです。

 

準備不足

これも大きな要因だったと思います。

主に、自己分析と企業理解、自分が企業に入って何がしたいのかについて、準備が圧倒的に足りていませんでした。

自己分析を何冊ものノートに書き続けたり、企業について理解するために何十人ものOBに会っていたり、内定をもらった人は皆影で努力をしていたんだと気付いたのは就活が一段落してからでした。

私も、全く考えていない訳では無かったです。しかし、「なぜなのか」を掘り下げて考えられておらず、人事の人に深く聞かれるとしどろもどろになってしまうことがよくありました。

ちゃんと準備をしていれば内定がもらえただろうな、という企業も正直あります。

これから就活をする人は、選考前には抜かりのない準備をすることをお勧めします。

 

油断

『正直、誰もが知っているような有名大学卒業なら、就職もどこかしら行きたいとこにいけるだろう』と高を括っていました。だからこそ動き出すのが遅かったとも言えます。

現実は、そんなに甘くはありませんでした。

有名大学卒業でも、何もしていなければ普通に面接に落ちまくります!

 有名大学に行っているだけでは面接を通る材料にはなりません。

在学中にどのように考えて何をしていたのか、それが人事に刺さらない限り面接には通りません。

今の時代、「高学歴だけど在学中に何もしてない人」よりも「学歴はそこまで高くないけど何かに打ち込んで実績・成果を残した人」を評価する企業は多いです。

ということで、就活なんて余裕でしょ、と思っている有名大の皆さん。

その姿勢は人事に見抜かれます。油断は大敵です!

 

就職活動の話については、今後もぼちぼち書いていこうかなと思います。

それでは。