英語ができると本当に得をする?英語ができるメリットを考えてみた
今の時代、自動翻訳の精度が高まっていて人間が英語を話せるようになる必要性はないのではという意見も耳にします。
それでは英語を話せるようになる必要性を多くの人が感じていないのかというと、「英語が話せてすごいね!!」と言われることもまた多いです。
今回は、2回ほど長期留学を経験し英検1級とTOEIC900を持っている自分が感じた、英語ができることによるメリットを考えてみました。
旅行が圧倒的にしやすい
私は一人でふらっと海外を旅行することもあったので、自分が基本的な意思疎通に支障が無いくらいの英語力を身につけておいて良かったなと感じることが多々ありました。
例えば…
Airbnbを使って宿泊する際に、ホストとコミュニケーションを取ることができる。
料金の交渉(タクシーの運転手など)でぼったくられそうになっても強気に出ることができる。
海外の美術館のチケット等を、日本の代理店を通さずとも現地のサイトから取ることができる。
現地で英語ツアーに申し込むことができる。(特にあまり日本人にメジャーではない旅行地では日本語ツアーはほぼ皆無なことがあるのですが、英語のツアーはある程度どこでも見つけることができます)
などなど…。
特に、英語ができないと悟るや否や、早口の英語でまくし立てて騙しにかかる外国人もたまにいるので、そういった人にも強気で出れるようになったのは海外を旅行する上でとても役に立ったと思います。
海外のサイトでの買い物が怖くなくなる
英語ができない人ほど、海外のサイト=怖いという認識があるようです。
確かに、何かを購入しようと思っても注意事項がバーっと英語で書かれていたら、何が書かれているか分からないので怖いと思う気持ちも分かります。
もちろん海外のサイトに怪しいサイトが多いのも事実ですが、きちんと英語が理解できるのであれば怪しいサイトかそうでないかの区別はできるはずです。
海外のサイトは上手く使えば日本のサイトよりもお得に商品が手に入ることもあるので、私もよく海外のサイトで買い物をしています。
海外のサイトは英語が第一言語ではない国でも、よっぽどローカル向けでない限り大抵英語版の設定があるので、英語ができればほぼ全てのメジャーなサイトの内容を理解できることになります。
海外のブランド品の海外のサイトから直接買った値段と日本で売られている値段を比べて、日本の商品が高くて驚いたことがあります。
海外サイトは賢く使えばとても便利です。
行動力が上がる
英語ができない人は、「英語できないから…」と英語ができないことを言い訳にして、行動することから逃げがちです。
英語できないから、海外には行かない。
英語できないから、外国人とは喋らない。絡まない。
英語できないから、英語を業務で使う仕事はやりたくない。
(私は違うぞ!!という方がいたら、すみません。このような声を沢山聞いたことがあるので、そんな人もいるんだなと受け流してください)
英語ができるようになると、どこに行ってもなんとかなるだろうと思えるようになるため、英語ができる人で上記のようなことを言う人はまずいないです。
もちろん英語力と行動力が直接的に紐づいている訳ではありませんが、私の周りでは英語ができる人はできない人に比べて行動力が高いです。
行動力があるから英語が身につきやすいのか、英語が身についているから行動力が高いのか…。私はどちらの要素もあると思っています。
「世界」に目を向くようになる
英語ができるようになると、海外のニュースやメディア情報を見る機会が増えます。(少なくとも私はそうでした)
例えばブレグジットのニュースは、日本での報道のされ方とヨーロッパでの報道のされ方に違いがあるのか、など英語がわかるとより世界の情勢が深く理解できるようになります。
日本にずっと住んでいる時には気付かなかったが、世界に目を向けて改めて日本を見直してみると気付くことも沢山あります。
日本は島国で「海外」と「自国」の境界がとてもはっきりしているので、海外と日本とで線を引きたくなるかもしれませんが、線を引くのではなく世界に興味を持ち、視野を広げてみることで新たな学びがあるかもしれませんよ。
最後に
Google翻訳や自動翻訳機の精度がどんどん上がっており、近いうちに同時通訳は機械でできるようになるかもしれません。
でも、少なくとも今の時点ではまだまだ人と人のコミュニケーションが大事です。
英語は学んで損することはありません。
今からでも遅くないので英語が苦手な人は少しずつ英語に触れることから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは。